フルボ酸について

フルボ酸について

フルボ酸とは?

フルボ酸とは、もともと森林や土壌の中に存在する有機酸の一つで、植物にミネラルを補給する役目を担っています。

人に対してはミネラルなどの微量養分を運び、体内で循環する効果(イオン交換)があります。

私たちが栄養素を摂取することにより、フルボ酸が掴んだミネラルを永続的にイオン交換できることが大きな魅力のひとつです。
このイオン交換の働きで、老化原因のひとつである活性酸素やフリーラジカルの分子構造を分離し、その活動を抑制できます。

また、分子量も小さいため体内吸収や経皮吸収にも優れ皮膚の表面でイオン交換をすることで効率よく酸素を取り込み、生態活動を活発化させます。
つまり、細胞を活性化させる天然のイオン交換物質であり、結果として体内の生体活動を活性化させるのがフルボ酸だといえます。

まだ解明されていない点もありますが、もし、私たち人間が直接フルボ酸を手軽に摂取できるとすれば、生活習慣病をはじめ、有害物質の分解能力による細胞の機能回復や美肌づくり、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の改善、視力回復や育毛、免疫力アップなど、フルボ酸の未知なる可能性に大きな期待が寄せられています。

フルボ酸は有限資源?

 フルボ酸は、自然界では微量にしか生産されない貴重な資源で、通常は腐植土層に多く存在します。
 腐植土層とは、森林生態系において地上部の動植物により生産された有機物が堆積し、微生物により分解されて土状になったものです。
 自然界では1cm形成するのに100年の時間を要します。尚、厳密には土ではありません。

フルボ酸の主な特徴

キレート効果
pH緩衝作用

【フルボ酸とフミン酸の違い】
フルボ酸とフミン酸はともに腐植物質(ヒューミン)といわれ、有機物質、特に植物の分解で作り出されます。どちらもキレート力(つかむ力)がありますが、その能力には雲泥の差があり、フルボ酸がキレート能力でミネラルやアミノ酸を運び、さらに過剰なミネラルを排出する働きがあることに比べ、フミン酸には一過性の単発能力しかありません。

A:フミン酸
アルカリ水溶液に可溶するアルカリ物質で、色素が濃く暗色物質といわれる。

B:フルボ酸
酸性溶液に可溶な酸性物資で、土壌界では「金にも勝る物質」と言われるほど希少価値が高く、黄金色に輝く黄金物質。キレート力にも優れ、フミン酸に比べ効果が高い。

腐植物質(ヒューミン)イメージ
上記は一般的なフルボ酸の抽出方法です。弊社(※㈱日本フルボ酸総合研究所)の飲料(※ミネラルジュエル)に使用されているフルボ酸は安心安全な【水抽出】方式を採用しています。
【フルボ酸の疑似素材】 ※間違われやすい素材
フルボ酸配合という告知で、フルボ酸の代わりに「フムスエキス」というフルボ酸とは似て非なる物質が混入されている商品が多く見受けられます。実際、フルボ酸とフムスエキスでは下記のような違いがあります。
フルボ酸入りの商品をご購入の際には、成分表示(※裏表示等)に「フルボ酸」の記載があるかお確かめの上ご購入ください。

 

【フルボ酸】
腐植土層から抽出したエキスをさらに精製した有機酸です。純度が高く、微量で効果を発揮します。

×【フムスエキス】
腐植土の栄養分が豊富なエキスですが、フルボ酸の含有量に規定はなく無関係な物質です。

×【フルボ酸エキス】
そもそもフルボ酸に「エキス」が存在しないため、この世に存在しない謎の物質です。

フルボ酸とフムスエキスの違いイメージ図
【フルボ酸の役割】

フルボ酸は「生体活動のエネルギー源」

ミネラルは生体活動の原動力既に私たちの体内に多かれ少なかれ存在するフルボ酸。実は、地球創成期から存在する天然(オーガニック)素材でもあります。フルボ酸は『キレート作用』というミネラル等を掴む能力を備えており、食生活で取り入れたミネラル等の栄養素を体内に吸収しやすくしています。この作用が促進されることで、ミネラルが各酵素の働きを活性化。その酵素がビタミン、糖質、脂質、タンパク質を活発化させるのです。つまりフルボ酸が取り入れたミネラルが、体内を駆け巡る各栄養素の動力源になり、生体活動の原動力になっている のです。

 

驚異的吸収率の「フルボ酸ミネラル」

ミネラルは生体活動の原動力フルボ酸によるミネラル吸収力は、サプリメントでは到底なし得ない能力を発揮します。例えば栄養補助食品として有名なサプリメントですが、サプリメントに使われている「鉱物性ミネラル」の体内吸収率はたったの3%程度。ほとんどが活用されずに排出されてしまいます。その点、フルボ酸が蓄積するミネラルは、野菜や果物と同じ「植物性ミネラル」(※植物性ミネラルの体内吸収率はおよそ80%前後)に属し、特にフルボ酸がキレートしたミネラルは「フルボ酸ミネラル」と呼ばれ、その体内吸収率はなんと95%前後。驚異的なミネラル吸収率です。

 

フルボ酸の「キレート力」

フルボ酸は生成過程で様々なミネラルをキレート作用により取り込んでいます。その含有ミネラル数は70種類以上。これは通常の作物内の必須栄養素が16~18種と言われているので驚きの含有数です。しかもさらに驚くべきはその質量で、例えば「鉄分」においては、フルボ酸原液5mlで、ほうれん草1.2kg分に相応します。

 

「デトックス能力」があるフルボ酸

ミネラルは生体活動の原動力 フルボ酸は栄養分として吸収される一方で体内のミネラルバランスを一定に保とうとする能力が働きます。つまり栄養分を吸収すると同時に、余剰で不必要な栄養分をデトックスするのです。このようにフルボ酸は、吸収と排出という両方を併せ持つ唯一のオーガニック素材であり、毒素を溜め込まない体づくりを目指せます。

 

「自然治癒力」を促進するフルボ酸

とはいえ、フルボ酸による体づくりの最終到達地点は自然治癒力の促進にあります。希少ミネラルを含む約70種類以上のミネラルが、体内酵素を活性化さることで、細胞や血流を改善。腸内環境(腸内フローラ)のバランスが整い、排せつ物の悪臭が緩和したという報告もあります。フルボ酸自体に病気そのものを駆逐する能力はないものの、健全な体内環境を作り上げることで基礎体温が上昇。病気の元を駆逐したり、抑え込んだりする自然治癒力が促進されるのです。これらがフルボ酸によって得られる健康的な体づくりであり、化学薬品ではないため安心・安全なのが特徴です。

 

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